■履歴書・年譜
■著作リスト
石田先生業績リスト発掘及び作成の経緯
本アーカイブに掲載した石田先生の研究論文等の業績リストは、先生自らが作成された「石田頼房全著作リスト」を基本としています。石田先生の逝去(2015年11月4日)後、ご遺族が先生のパソコンの中に保存されていたリストを発見し、ご提供いただきました。 本サイトでは、これを基本に「石田著作リスト、第1リスト、第2リスト」と整理分類し、紹介しています。
石田先生の蔵書及資料については、以下の経緯を辿って、整理しました。
2009年に石田先生が倒れられたのち、ご家族の依頼で、2010年12月に石田先生宅を訪問し、書斎の書棚の蔵書を確認しました。書棚には、分野別に整然と図書が並べられ、その様子に驚きながら、棚ごとに写真撮影をすることで、蔵書リストを作成できました。さらに、段ボール箱20箱に、やはりテーマ別に資料が納められていました。(写真1)
まず、これらを極力分散しないかたちで、後々の研究者が活用できるよう保管・管理できないかと、各方面(学会・大学機関等)に打診、奔走しましたが、なかなか妙案が見出せませんでした。その後、先生が長く勤務された首都大学東京(当時東京都立大学)の図書館に所蔵されていない図書(356冊)については、2012年11月にご家族から恵贈するという形をとることができました。そして、段ボール箱の資料類は、首都大学東京都市環境科学研究科のご協力により、都市システム科学域資料室に保管することになりました。さらに、その他の蔵書(2511冊)についての活用方法を模索中、首都大学東京OBの小場瀬先生のご厚意により、公益財団法人練馬区環境まちづくり公社みどりのまちづくりセンターが、無償でその保管・管理を引き受けていただくことになりました(2013年11月)。
そして、石田先生が逝去されたのち、先の「石田頼房全著作リスト」が発掘され、本アーカイブを製作する大きな動機づけとなりました。追悼集「石田頼房先生が遺したもの、伝えるべきもの」に掲載した「石田頼房の都市計画論文・評論 自選25編+αの解説」は、生前に公表していた「解説」に、先生自らが加筆されたものです。
さらに、アーカイブ作成作業中、ご遺族より、石田先生宅が2017年秋に改修、改築されることを機に、先生の書斎の書類の整理・処分を依頼されました。
訪問した先生の書斎には、「石田頼房全著作リスト」の多くの抜刷・資料がきちんとファイリングされ、保管されていました(写真2)。これらの中から、同リストにある論文抜刷・資料をファイリングして、上記資料室に保管いただくことにしました。
以上の経緯を経て整理された本サイト「石田頼房先生の研究記録等」は、当初より渡辺俊一先生のご提案とその後の多大なご尽力でその実現に大きな道筋がつけられました。
石田頼房先生の研究者としての「全人格」を表すことができればという想いを抱きながら、制作したサイトであり、これを活用される皆さまのご協力を得ながら、末永く更新、活用していくことができればと祈念しているところです。
1A 編著書
1B 共編著書
2 研究論文
3A 学会発表等(国際学会発等公演)
3B 学会発表等(学会公演概要)
4 一般論文・計画評論
5A 講演・座談会等(講演記録)
5B 講演・座談会等(座談会・対談・談話)
6 書評・文献紹介等
7 エッセイ・挨拶・計画紹介等
8 調査報告書
9 最近の著作リスト
10 補遺リスト
11 建築設計及び都市農村の計画
12 石田都市農村計画史関係著作目録
13 石田頼房の都市計画論文・評論:自選25編+αの解説
石田頼房先生の全著作(800点以上)の全体は、以下のリストでほぼ網羅されています。
①上記「1A.〜8.」
原典は「石田頼房全著作リスト」(2003年1〜3月頃石田作成)
②「9最近の著作リスト」
原典は「石田頼房都市農村計画関係・まちづくり関係最近のリスト」 (2008年1月頃石田作成)
③「10. 補遺リスト」
上記①②に含まれない著作のリストです。
特定テーマごとに、先生が作成したリストが「11.〜13.」です。
④「11. 建築設計及び都市計画論文・評論」(1976年頃)
⑤「12. 石田頼房都市農村計画史関係著作目録」(2005年頃)は『展望と計画のための都市農村計画史研究』(南風舎, 2004)巻末の目録の加筆版です。
⑥「13. 石田頼房の都市計画論文・評論:自選25+αの解説」は(1998年頃)は未公刊の電子ファイル版です。
なお、上記リスト①②のリスト番号下には、下記の記号を記載しました。
△紙ベースの抜刷あり(ファイリング保管)
★上記リスト⑥で紙ベースのファイリング有のもの、☆同じくファイリング無のもの
●PDFあり
また、リスト⑤⑥とリスト①②③が対応できるように、⑤⑥のリスト番号下の()内に、①②③のリスト番号を記載しました。
■主要論文